犯罪・刑事事件の解決事例
#不倫・浮気 . #慰謝料

夫の不倫相手に対して慰謝料を請求したところ、250万円を支払ってもらうことができました。

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西村 拓憲 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人西村総合法律事務所
所在地大阪府 泉佐野市

この事例の依頼主

50代 女性

相談前の状況

夫とは結婚して20年以上になりますが、結婚当初からひとりで仕事終わりに外食することが好きな人でした。外食するといっても、いわゆる女性の接待が伴うようなお店に行くことはなく、週末だけ行く程度のものでした。ところが、急に外食の頻度が多くなったかと思えば、自宅では常に携帯電話を手放さなくなったりする等、これまでになかった行動が目につくようになりました。ある日、夫が入浴中に夫の携帯電話の着信が鳴り、見知らぬ女性の名前が画面に表示されました。これまでの不審な行動もあったことあり、夫の携帯をついつい見てしまいました。すると、不倫相手と思われる女性との赤裸々なメールや肉体関係があることが明らかな画像と映像等、言い逃れできないようなものがたくさんありました。夫にこれらを突きつけて問い詰めたところ、行きつけのお店の女性スタッフと不倫していることを認めました。これまでの長い結婚生活を過ごしてきた中で、夫の突然の裏切り行為にショックを受けるとともに、不倫相手への女性への怒りがこみ上げ、専門家である弁護士に慰謝料請求を依頼しました。

解決への流れ

弁護士に相談したところ、不倫関係にあることを明確に裏付ける証拠としてメールのやり取りや肉体関係があることが明らかな画像や映像が残っていることから、慰謝料請求ができる可能性が十分にあると教えていただきました。夫は不倫をしたことを認めてはいたものの、それを念書へ記載したり、録音データを取っていなかったため、これだけの証拠で大丈夫なのか心配していただけに、可能性があるという言葉を聞くことができて安心することができました。また、弁護士に依頼した後に分かったことなのですが、不倫相手の女性は、夫の子を出産していたこともわかり、悪質性が高いとしてしっかりと慰謝料請求をしたいことを弁護士に伝えました。その後、弁護士から夫の不倫相手に対して、400万円の慰謝料請求をしていただいたところ、夫の不倫相手は不倫の事実を認め、250万円の慰謝料を支払ってもらうことができました。

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西村 拓憲 弁護士からのコメント

この度は,弊事務所にご依頼いただきまして,誠にありがとうございました。長い結婚生活の中での突然のパートナーの裏切り行為に、大きなショックを受けられたことと思います。また、今回は不倫相手の女性がご主人との子どもを出産までしていたという事実が明るみになり、その精神的な苦痛の大きさは計り知れないものだったと思います。ご主人の自白を裏付ける書面や、録音データがないことを心配されておりましたが、それ以外にも不倫を裏付けるような証拠があると判断することができたため、不倫相手の女性に対し、しっかりと慰謝料を請求することができました。もしも自分自身でパートナーの不倫相手に慰謝料を請求することが難しいと感じられましたら,迷わず弁護士にご相談いただくのが一番だと思います。今回はご依頼いただきましてありがとうございました。